ちょっと古くなりますが6月24日に六本木のANAインターコンテイネンタルホテルに、今年の大震災被災国の日本とニュージーランドの有志が発起人になり、ニュージーランド大使や元総理夫妻等、有名人多数を集め、東日本大震災の被害児童をニュージーランドにホームステイさせようという趣旨のチャリテイデイナーが催されました
私の友人がニュージーランド側の発起人の一人でした。彼女は現在、日本からニュージーランドに8月中旬までの予定でホームステイしている30名の被害児童をニュージーランドでケアしています
彼女はプライベートバンクの責任者の役職を務め、日本とニュージーランドを行き来しながら、高校生の息子の母としての役割も果たし、さらにこのイベントの責任者をも務めています
彼女がそのホテルのチャリテイデイナーで、オープニングスピーチに立ったニュージーランド大使から真っ先に紹介されて立ち上がり、観衆から拍手を受けた時の、緊張の中にも晴れ晴れとした顔が目に焼き付いて離れません
昔、日本のどこにでもあった、「他人のために努力しながら、このさりげない真面目さと初々しさ」がニュージーランドの人の中には、まだあたりまえのように残っていると感じられます
これは私のニュージーランドを好きな理由の一つなのかもしれません